気になることには意味がある 〜身体的特徴〜首に秘められたメッセージ①

2024.08.28

今回は少しユニークなお話をさせていただきます。

わたしは、身長が170近くあって背が高いせいか、腕と首が長いんですね。

日常の中であまり意識しないかもしれませんが、私たちの身体的な特徴のひとつひとつには深い意味が込められていることがあります。
その中でも『首が長い』という特徴に焦点を当ててみましょう。

首は、身体と頭をつなぐ重要な部位であり、古代から多くの文化において特別な意味を持ってきました。
エジプトのファラオや日本の天皇、あるいはヨーロッパの王侯貴族たちは、豪華な首飾りや首輪を身につけることで、その権威や神聖性を示していました。
しかし、その美しい装飾の裏には、想像を絶する責任と苦悩が隠されていたのです。

例えば、エジプトのファラオを思い浮かべてみてください。
彼らは神の代弁者として崇められ、全ての人々から羨望の眼差しを向けられていました。
しかし、その地位は決して楽なものではありませんでした。
神としての役割、政治的な陰謀、死後の世界への恐怖…これらすべてが彼らの心を蝕んでいたのです。
首に掛けられた豪華な装飾品は、栄光と同時に重責の象徴でもありました。

一方で、歴史の中には、別の形で首に枷をはめられた人々も存在します。
私自身の前世の記憶に、植民地支配下での苦しみが刻まれています。
当時の人々は、経済的、文化的、社会的に深刻な打撃を受け、その象徴として手足や首に拘束具を装着されることがありました。
この屈辱と苦しみは計り知れませんが、同時にそれは、失われた自由とアイデンティティを取り戻すための強い意志を育んだのです。

このように、私たちの首には、喜びも悲しみも刻まれています。
それは、身体的な特徴を超えた魂の歴史と成長を語るシンボルです。

首が長いという特徴は、単なる見た目の問題ではなく、何度も困難な状況を経験し、それを乗り越えることで得られた精神的な強さと、自立心の象徴かもしれません。

逆に、首が短い方も、それが何かしらの象徴であり、別の形での強さや特徴を示していると思います。

転生を繰り返し、様々な形で束縛を経験してきた私たちの魂は、その度に新たな学びを得てきました。
数年前に起こったパンデミックで、人と会えなくなったり、マスクを手放せない状況になったり、感染したら隔離されたりしたのも束縛のひとつの形です。

束縛を受けたけど、パンデミックは私たちに「今ここ」に集中して、日常の小さな喜びや感謝の気持ちを大切にすることを教えてくれたと思っています。

皆さんも、日常の中で自分自身の身体的な特徴に目を向けてみてください。
それが何かしらのメッセージを伝えていることに気づくかもしれません。

一人一人、魂の歴史もその表れ方も異なりますが、すべての経験は自らを成長させ、強くし、より良い未来を創るためのものです。

自身の身体が伝えてくるメッセージを受け取り、それをもとに、さらに自分を深く理解して人生を豊かにできたらいいですね。

次回は『長い腕』についてお話しします。