気になることには意味がある 〜言霊と音霊〜
2024.11.16
2024.09.22
無意識に組み込まれたプログラムに(一つ前のblog)よって、自分の心の声が聴こえていても蓋をしたくなってしまう。
わたしもそんな1人です。
「親の期待に応えたい」とか「社会のレールから外れたくない」など、わたしを含めた多くの人が、そうした思いを抱きながら生きていると想像しています。
でもそれは、決して悪いことではなくて、言い換えれば理性的な判断に基づいた素晴らしい選択と言えるかもしれません。
しかし、わたしや皆さんが、もし「生きづらい」「何か違う気がする」と感じることがあるのならば、それは自分の心が求めているものが、これまでの生き方の中にない選択を望んでいる場合がありそうです。
これまで理性的な判断を優先して、自分の感情や衝動を抑え込んできたのならば、心の奥底に「感性」という名の小さな種を封印してきたようなイメージを持ってみてください。
その種は長い間、発芽に必要なものを与えられずに今日まできました。
その種が、小さな芽でもいいから何とか発芽しようとしているときに感じているのが、「生きづらさ」や「何か違う気がする」という感覚のようなんです。
「理性」がわたしや皆さんを支えてきたのは事実であり不変でした。
それに対して変化するのは、常に人生です。
年齢と共に生活の変化や成長を伴う転換期は常に流れる川のように後から後から自分を押し流してきます。岐路に立ったときは、流れに抗わないと行きたいところには行けません。
大変そうだけど抗ってみたいなぁ、と感じたその一瞬がまさに発芽の兆しであり、心の奥底に封印された「感性」を解放できた時でもあります。
そう考えるとと「感性」を解放した経験って忘れずに覚えていませんか?
おそらく、自分を襲った不幸と思える出来事と重なっていたりすると思います。
それでなかなか気付かない仕組みになっているらしいのです。
「感性」を認めるとは、決して安易な感情に流されるということではありません。
なぜならば、自分の心の奥底に存在する、もう一人の自分とたくさん対話しているからです。
水面上に現れている氷山が「いつもの自分」ならば、水面下に隠れている部分は、普段は意識することもないのもう1人の自分です。
もう1人の自分のことを潜在意識とか内なる賢者と表現されています。
さまざまな問いかけに時間をかけて正直に答えていくと、ある日突然、直感やひらめきを受け取ることができます。
例えば、気持ちがリラックスしている時や、逆に没頭して集中している時です。
夢をみていて起きた時にハッと閃いたり、何気ない日常の中でふと目に留まったもの、耳にした言葉がそのきっかけになることもあります。
もう1人の自分を認めると、人生についても周りの意見や常識にとらわれず、自分独自の視点を持ってもいいと思えるようになりますので、人との関わりや接し方も変わり始めます。
笑顔も増えてきます。
笑顔が増えると周囲の人の表情や話題も明るくなってきます。
つまり、同じ肉体を持つ自分でありながらも、より高い視点から自分自身を客観的に見つめられるようになるわけです。
これにも特別な能力は要りません。だって、内なる自分との対話は自分にしかできないからです。
このように、次元上昇『アセンション』とは、一部の限られた能力者に起こり得ることでも、人々を導くメシアの出現によりおこることでもなさそうです。
おそらく、今までは見ないように蓋をしてきた「感性」を、自分のために素直に解放することが始めの一歩でしょう。
そうした個々の感性の解放が次々に連鎖していくと、もっと大規模なアセンションへと繋がっていくような予感がします。
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