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久伶愛(クレア)

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気になることには意味がある ~お米と日本人~

2025.03.21

お米は、私たち日本人にとって単なる食料以上の、特別な存在です。


それは、私たちの文化や精神、そしてアイデンティティと深く結びついています。


漢字で「米」と書くと、「八十八」と分解できます。


これは、お米が育つまでに八十八もの工程を経るという説や、末広がりの「八」が重なることで、豊穣や繁栄を象徴するという説があります。


また、数霊学では「八十八」は、神聖な数とされており、四国八十八箇所霊場や富士山の数霊も「八十八」であることは、偶然ではないのかもしれません。



かつて、「氣」という漢字は、生命エネルギーや宇宙の根源的な力を表す文字として使われていました。


しかし、戦後、「気」という簡略化された文字が一般的に使われるようになりました。


この変化には、様々な解釈がありますが、精神性よりも物質性を重視する時代の流れが反映されているのかもしれません。



「氣」という漢字を分解すると、「气(きがまえ)」と「米」に分けられます。


「气」は、雲や蒸気が立ち上る様子を表し、「米」は、お米を炊く時に立ち上る蒸気や、エネルギーが四方に広がる様子を表します。


つまり、「氣」という漢字は、お米から立ち上るエネルギーが、宇宙全体に広がっていく様子を表していると言えるでしょう。



一方、「〆」という漢字は、物事を締めくくる、終わらせるという意味を持ちます。


これは、「氣」のエネルギーが拡散していく様子とは、正反対の意味を持ちます。


しかし、この二つの漢字が、日本の文化の中で共存していることは、陰と陽、光と影のように、相反するものが互いに補い合い、バランスを保つという、日本人の精神性を表しているのかもしれません。



現在、日本では減反政策の影響や、気候変動による不作などにより、お米の供給が不足し、価格が高騰しています。


政府備蓄米が放出される事態は、私たち日本人のアイデンティティを揺るがす出来事と言えるでしょう。



お米は、私たち日本人にとって、単なる食料ではありません。


それは、神々からの贈り物であり、私たちの生命と文化を支える、神聖なものです。


お米が不足するということは、私たち日本人の「氣」が内向きになり、活力や創造性が失われることを意味するのかもしれません。



多くの人が、地震などの災害にばかり目を向けていますが、私たち日本人のアイデンティティを揺るがす、お米の問題にも、もっと目を向けるべきではないでしょうか。


自然災害は、私たちに謙虚さを教えてくれますが、自国の政治や文化の問題は、私たち自身の責任で解決しなければなりません。



私たち日本人は、お米を通じて、自然の恵みに感謝し、生命の尊さを知り、互いに助け合い、豊かな社会を築いてきました。


お米は、私たち日本人の精神性を象徴する、大切な存在なのです。

久伶愛(クレア)

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