動けない自分を責めていませんか?
2025.05.21
2025.04.12
今夜はとある物語をひとつ。
昔々、あるところに、諸国を旅する偉いお坊様がいました。
ある雨の日、行くあてもなくさまよっていたそのお坊様は、ひとつの長屋にたどり着きました。
「トントントン……」
戸を叩くと、出てきたのは優しそうなおばあさん。
貧しいながらも、お坊様にご飯を振る舞ってあげました。
その心に深く感動したお坊様は、「自分に何かできることはないか」と考え、病を癒す力があるとされる真言(マントラ)を教えてあげました。
それからしばらくして、お坊様がその長屋の前を通ると、人だかりができていました。
何事かと耳を澄ますと――
「おん油桶そわか……おん油桶そわか……」
とおばあさんが唱えているではありませんか。
不思議に思ったお坊様は、「おばあさん、違いますよ。本当は『アビラウンケンソワカ』ですよ」と優しく訂正しました。
けれどその日を境に、おばあさんの病を癒す力は消えてしまったのです。
間違いだったのに、奇跡が起きていた理由
このお話にはさまざまな解釈があります。
でも、私はこう感じました。
おばあさんは、貧しいなかでも誰かを助けたい一心で、真言を唱えていた。
たとえ間違って覚えてしまった「おん油桶そわか」という言葉だったとしても――
その言葉に、祈りと優しさがこめられていたからこそ、不思議な力が宿っていたのだと。
もしかしたら、お坊様の想いも、彼女を豊かにするよう後押ししていたのかもしれません。
そして、力が消えてしまったのは、ただ「正しい言葉じゃなかったから」ではなく、
“自分を信じる心”が揺らいでしまったからなのではないか――そう思うのです。
言葉には、想像以上の力がある
私たちが日々使う「言葉」には、想像以上の大きな力があります。
それは声に出す言葉だけでなく、心の中で繰り返す言葉にも宿るもの。
「どうせ無理」
「やっぱりダメかも」
——そんな否定的な言葉を何度も心に浮かべていると、
私たちの現実も、いつしかその言葉に引っ張られてしまいます。
でも、
「私は幸せになれる」
「きっと大丈夫」
そう信じて言葉にすれば、その言葉が未来を少しずつ変えていきます。
あなたの言葉が、あなた自身の光になります。
おばあさんが信じた「おん油桶そわか」という言葉は、たとえ正しくなくても、彼女の優しい想いと信じる力によって、"言霊"となり、人々を癒しました。
だからこそ、願いを込めるときは、
「誰かを幸せにしたい」
「私の言葉が光になるように」
そんな温かい気持ちをのせて、声に出してみてください。
その言葉は、あなた自身を照らし、
そしてきっと、誰かの心も明るくしてくれるはずです。
あなたは、どんな言葉を心に刻みますか?
今日という日に、どんな言葉を自分にかけてあげたいですか?
優しくてあたたかい、あなた自身の“真言”を、ぜひ見つけてみてくださいね( * ॑꒳ ॑*)♪
そして時には、何かを信じる勇気も忘れずに♡
それでも苦しくなったり、吐き出したい時、寂しくなったり、眠れない時はいつでも逢いに来てくださいね♪*゚
今日も1日おつかれさまでした♡
ゆっくり休んでくださいね!
信じる者は誰でも願いが叶う。きららでした。
luckyitem☆*。
黄色、ピンク、赤の生花もしくは造花
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